AQUA小型コイン式洗濯機のルーツを探る!

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旅先のホテルやコインランドリーで一度は使ったことがある
見たことはあるよ~って方は多いでしょう。

日本のコインランドリーの創世記から現在に至るまで
基本構造はほとんど変えていないという、業界のシーラカンスのようなマシン。

でも、今でもガンガンに活躍しているということは
その性能、耐久性、ユーザビリティー全てにおいて
発売当初既にから完成された領域を持っていた、素晴らしいマシンということなのです。
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洗浄方式は【渦巻式】
パルセーター(槽の底にあるプロペラみないなのですね)で水流を発生させる方法。
家電もドラム式が流行ってますが、まだまだ主流となってる一般的な方式。
豊富な水量を使って水流で洗うので、洗浄性はバツグンです。

では、この小型ランドリーのルーツとは?
というか日本の洗濯機のルーツにもなりますが。
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実はAQUAの前身であるサンヨーが日本初で開発したんです。

1953年、当時の奥様方は洗濯板とタライでゴシゴシとやってました。
これ、大変な重労働です。
そこで三洋電機が日本の主婦の為に開発したのが
家庭の洗濯に革命をもたらす噴流式洗濯機の国産第一号!
これによって【洗濯機のサンヨー】の名が全国に広まりました。

【サンヨー夫人】というイメージキャラクターも誕生して
それまで堅苦しいメーカー広告の新たなカタチも確立しました。
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それにしてもこのデザイン
フォルムといい〔Sanyo〕のロゴといい、シンプルでハイセンス!
今見てもすっごく魅力的ですね~
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そして2年後の1955年
底面にパルセーターを置き渦巻式水流を発生する【渦巻式】が発売されました。
これも日本初で、現在も洗濯機の主流となってます。

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びっくり!の1960年 洗濯機の話とちょっと離れますが
この時代に既に家庭用ガス乾燥機を発売してたんですね。
これ最近注目されている東京ガスの【乾太くん】のルーツ?になると思います。
それにしても斬新です。
着眼点が新しすぎて時代が付いてこなかったのかな...
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1971年 いよいよ業務用としてコイン式全自動洗濯機を発売。
もちろん日本初です。
翌年にはコイン式乾燥機も投入。

当時の三洋電機の技術者は、なかなか斬新で尖がった発想をもった方がいたんですね。
そのサンヨーのDNAを受け継いだAQUAも健在で
コインランドリー業界では他社にないオリジナリティー溢れる商品を出し続けてます。

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