ドラム式洗濯機はドアガラスから洗濯物が見えて、この【洗えている感】がまたコインランドリーファンの心を揺さぶりますね。(大げさ)
そのとき「あまり泡が立っていないけど、しっかりと洗えているのかな?」と感じたか方は意外と多いのでは。
結論から言うと大丈夫。洗えてます!
洗濯に使う合成洗剤(界面活性剤という成分が汚れを落とすのです)は体を洗うときにつかう石鹸と違い、泡立が洗浄力の目安にはなりません。
特にコインランドリーの洗剤は【低発泡】という、あえて泡が立ちにくい洗剤を使用することもあります。
これはドラム式洗濯機のポテンシャルをしっかり引き出す目的があります。
ドラム式洗濯機は別名【たたき洗い】とも呼ばれています。
ドラムの回転でかき上げた洗濯物を落とした衝撃を利用、たたき落として洗うので【たたき洗い】。
洗剤の泡が立ちすぎるとクッションになり、衝撃が吸収されて効果が減少してしまいます。
このために泡を少なめに抑えているのですね。
ちなみに毛布は特に泡が立ちません。
逆にレースのカーテンや汚れが少ないものは泡が多くなります。