乾燥機には【適量ライン】がドアガラスに貼ってあります。
(乾かす洗濯物の量はこのライン以下にしてください)とういう注意ラベルです。
ガス乾燥機はバーナーで温めた熱風をドラム内に吹き込み、洗濯物の水分を奪って排気ダクト(正式には異なりますがエントツのようなもの)から排出します。
ようするに乾燥機内部を熱風が流れるルート(熱風路)があります。
ドラム内に洗濯物を入れ過ぎると、この熱風の流れが滞り乾きが悪くなります。
洗濯後に脱水し濡れた状態での量なので、乾燥が進めば当然ふっくらと体積が増えてきます。
一度にたくさん乾かすつもりが、結果的に乾燥時間が長くなり余計にお金がかかってしまうのです。
一番効率的なのは、このラインよりちょっとだけ少なめの量で使うこと。
大量の洗濯物は何台かに分けて乾燥すると早く乾きます。
ちなみに極端に少ない量も、ドラム内の熱が逃げやすくなるので乾きが悪くなります。
大型乾燥機にタオル1枚いれるとなかなか乾きません(泣)