コインランドリーに限らずですが、店舗をつくるときには法令に基づいて進めることが大前提です。
出店に際してはさまざまな法令が関係してきますが、候補地選びの段階で注意するのは【用途地域】です。
まずは用途地域(ようとちいき)とは何なのか?
都市計画法の地域地区のひとつで、用途の混在を防ぐことを目的として住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるものです。
戸建住宅の立地として制限の厳しい【第一種低層住居専用地域】や工業の推進を図る【工業地域】など12種に分類されます。
なお、用途地域による用途の制限に関する規制は、主に建築基準法令の規定によります。
これによりコインランドリーを出店できる場所と出店自体NGの場所があり
また、出店において条件が付く場合もあります。
その条件は、そもそもコインランドリーという業種自体が【工場】【指定作業場】【店舗】のどれに分類されるかにより変わります。
上記の表で〇となっている地域でも、原動機の出力制限に抵触する場合があります。
原動機とは一般的に『モーター』を指します。
原動機出力は機器の仕様書などに『モーター出力○○kw』と記載があります。
自治体によってコインランドリーと定義しての、具体的な規定がされていない場合もあり
その見解も異なってきますので、あらかじめ管轄の役所への確認が必要です。
コインランドリー経営をご検討中の方はMIWAへご依頼ください。