コインランドリーには、サンヨーが開発した電解水除菌が搭載された洗濯機は以前から導入されておりました。
今回は機器本体で生成するのではなく、バックヤードに大型の電解水生成装置を設置し、あらかじめ準備したアルカリ性電解水と、酸性電解水の2種類を投入するというスペシャルなサービスです。
洗濯乾燥機に電解水を活かしたオリジナルコースを。
カッティングシートと看板にも電解水効果をしっかりアピール。
水と塩からつくる電解水は安心・安全。 タンパク質や油脂を分解する洗浄効果をもつアルカリ性の電解水と、 菌やウィルスに対して効果がある酸性電解水があります。
洗濯に使用すれば汚れの特性に合わせた効果を発揮します。
オープンが決まれば早速、近隣にお知らせしましょう。
出店するテナントを契約したタイミングでもOKです。
工事が始まれば通りかかりの方も、ご近所も「何ができるのかなぁ~」と興味深々です。
「この辺は無かったのよ~」「便利になるわ!」と多くの方に期待して頂けます。
オープン近くにチラシをポスティングしても、日頃このオープン予告を目にしている方が多いと閲覧率も上がります。
またこのブームの中で出店が激化していますが、商圏内で検討している競合店に牽制球を一投できます。
計画中の物件の近くで、同業店が水面下で動いているなんてことも珍しくありません。
「もうこのエリアはうちが出すから、やめておいたほうがいいよー」ということですね。
【コインランドリー近日オープン】という張り紙を目に付くところに貼ります。
低コストで効果抜群です。
オープン予告専用のぼりも目立ちますよ!
店舗型コインランドリーの乾燥機はガスが熱源。
これはどのメーカーの機械でも条件は一緒です。
大型の機械を一度にたくさん動かすので、一般住宅とは異なり太い配管と大きなメーターが必要です。
テナント出店の場合、既存設備が大容量であれば問題ないのですが不足していることも多いです。
都内は都市ガスがほとんどなので、コインランドリー仕様のガス設備に拡張するには前面道路の掘削など、大掛かりになることもしばしば。
都市ガスの工事は東京ガスさんにお任せとなりますが、年度末などは工事が集中するため注意が必要です。
肝心のガスが開通しないとお店もオープンできません。
早めの依頼で余裕をもった工程を組みましょう。
状況によって費用の問題や物理的に拡張ができないこともありますが、プロパンガスという選択肢もあります。
候補物件が見つかったら現場調査はMIWAにお任せを!
コインランドリーの店内でのんびりと待っているときに、ずーっと止まっていた乾燥機がグーン!という音とともに突然動き出してビックリ!なんて経験ありませんか?
壊れているのか?ポルターガイストか?
実はこの動作は【ソフトリンクル機能】といって、乾燥が終わってドラムが停止したあとに放置されても、数分毎に何秒の短い時間、送風とタンブリング(ドラムを回転させること)をしてシワが付きにくくしているのです。
また、油分を含んだいる洗濯物を乾燥後に熱を持った状態で放置すると、蓄熱による自然発火という恐ろしい現象を引き起こします。
これを一定時間で動かすことで防止しているのです。
けっして故障ではありませんのでご安心を。
でも静かになった店内で急に動き出したら、さすがに驚きますよね。
こんな安全な機能があっても、みなさんはコインランドリーを使用するときは油分の含んだ洗濯物を絶対に入れないでくださいね。
基本無人で手間もかからないことがメリットのコインランドリー。
しかしながら、そこはお客様商売。さすがに最小限のお手間はかかります。
でもご安心を。一般的な物販業や飲食業に比較すると格段に負担は軽いと言えます。
では実際にどのような作業があるのでしょうか?
主に【清掃】【集金】【消耗品補充】そして【コール対応】などです。
これらのお仕事を基本的に1日1回。お店に足を運んで対応頂きます。
時間にして約20~40分 丁寧に作業してもせいぜい1時間くらいです。
お店に行く時間はご都合のつくときでOK。
セキュリティ面から同じ時間は避けたほうがいいですね。
それではそれぞれの作業内容を詳しくご説明していきましょう。
清掃
店内の床や機器、たたみテーブルなどのお掃除や、乾燥機、洗濯乾燥機のリントフィルター(1ドラムに1枚づつあるエアコンのフィルターのようなもの)のホコリを掃除機で吸取ります。
気持ちよくご利用頂けるように、洗濯物から落ちる糸くずなどに気を付けて掃除機をかけたり、ゴミ箱のゴミも回収します。
とっても大切な毎日の業務です。
集金
各機械のコインボックスから硬貨を回収します。
また両替機から紙幣を回収し、コインボックスから回収した硬貨を両替用として補充します。
1~2回/週が目安です。
硬貨は【ユーザー】 ⇒ 【機器】 ⇒ 【両替機】 ⇒ 【ユーザー】と店内をサイクルします。
ランドリーを利用せず両替目的の使用が増えると、バランスが崩れて新たな硬貨補充が多くなってしまいます。
この場合は【両替のみ利用 お断り!】の注意喚起が必要です。
消耗品補充
ドラム洗濯機・洗濯乾燥機の大半は液体の洗剤・ソフターが自動投入されます。
バックヤードにタンクがあり、その補充をします。
設置台数や稼働状況、タンクの大きさにもよりますが 1~2回/月が目安です。
また、自販機で販売される、乾燥機用ソフターや小型洗濯機用の洗剤などの補充もします。
コール対応
ご利用のお客様からのコール対応です。
「コイン投入しても動かない」「機器がエラーで止まってしまった」などのイレギュラーが発生した場合に1次対応します。
機器が故障して要修理になったときは、オーナー様よりMIWAにコール頂きます。
以上ような実務がありますが、お手間はなるべくかけたくない、多店舗展開で事業化を目指すなど自己対応を避けたいオーナー様には【コインランドリー管理システム】でアウトソーシングをおススメします。
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コインランドリーの乾燥機はガス式がほとんど。
ホテルや寮などの小型は電気式が多いのですが、なんと30年ほど前には灯油を燃料にした乾燥機があったのですね。
製造していたのはやはり、AQUAの前身である三洋電機。
当時、石油ファンヒーターで高いシェア持っていたサンヨーが、その技術をコインランドリー機器に活かした傑作です。
後にも先にも石油のコイン乾燥機はこれだけだと思います・・・たぶん。
残念ながら現在は製造中止となり入手はできません。
当時はスポーツの合宿先として賑わう、山中湖や河口湖のホテルにたくさん設置されました。
いまでも現役で活躍している機械もあるようです。
ちなみに当時この名機の開発に携わった方は、現在、北関東のとある街でコインランドリーを営んでます。
なぜかガス式ですが・・・
昨今の大ブームの中で着実に店舗数が増えているコインランドリー。
連日、メディアでも取り上げられて話題にもなってますね。
業界としては、とってもうれしいかぎりです。
では普段、日常的にランドリーを利用している方はどれくらいいらっしゃるのか?
実はこの空前のブームの中でも、利用率はたった5%くらいなのです。
ほとんどの方は【使ったことがない】か【使ったことはあるが、いつかは忘れた】レベル。
この数字はコインランドリー先進国であるアメリカの約20%と比較し格段に低いです。
ただ【使いたい】と思っている方は多数で、この潜在的なユーザーは今後の市場拡大への伸びシロと考えられます。
では使ったことがない方はどんな理由なのか?
・家に洗濯機があるから
・前の方が何を洗ったかわからず不安
・使い方がわからない
・暗くて 狭くて 怖いイメージ
などと様々ですが、最近はこんなネガティブな要素を
【ドラム洗浄機能】【除菌すすぎ】【音声ガイダンス】【カフェのような内装】
などで完全に払拭したキレいで 広くて 明るいショップが急増中なのです。
今後、ますますマーケットは拡大していくことでしょう。
コインランドリーは基本的に無人。
1年365日年中無休で早朝から深夜まで営業のお店がほとんどです。
オーナー様が毎朝毎晩お店の開け閉めなんて、とても無理ですよね。
今どきのコインランドリーの多くは自動ドアで戸締りを制御しています。
閉店時間後は間際にスタートした機械の終了時間も考慮し
ある程度のマージンをもって店内照明や看板をタイマー制御し消灯。
自動ドアのタイマーで開店時間にロック解除。
閉店時間に外からの入店をロック。店内の方は出られるように内側からは開放。
閉店後、一度出たら中に入れなくなります。
ホテルのオートロックで痛い思いをした方も多いのでは・・・
トラブル防止に必ず見えやすいところに注意喚起を。
タイマーに任せておけばオーナー様もお手間いらずで安心ですね。
コインランドリーの永遠の課題ともいえる、洗濯物の入れっぱなし。
運転は終わってるのに次に使う方が使いにくい。
せっかくの稼ぎ時に稼動率が落ちてしまう(泣)
お客様が効率よく使えるように、オーナー様のロスを極力なくすために。
お店のルールをつくり、みなさんがそれを守って気持ちよく使えるようにしましょう。
コインランドリーはクリーニング店と異なり
洗濯物の受け渡しやたたみ作業、取出しや入替などの業務を受けることはNG
お客様同士でご対応頂くしかありません。
ただ他のお客様の洗濯物を動かすのって抵抗ありますよね。
そこで【取出し済みカード】をセットしてルール化することで円滑な回転を促します。
でも一番は自分の洗濯物は終わったら速やかに取り出す。
これを皆さんが意識することが大切です!